巨人には「生え抜きスター選手しか監督の椅子に座ることができない」という不文律がある。
生え抜き選手が、再びユニフォームに袖を通しグラウンドに戻ってくる瞬間は感動もひとしおだが、弊害もちらほら。
例えば高橋由伸引退なんかも、まさにこの不文律が招いた弊害で引退せざる負えなくなったと言っても良いと思う。
ということでこの生え抜きスターしか監督になることができない不文律、ファンはどう思っているのかアンケート調査をしてみた。
このページの目次
ファンは生え抜きしか監督になれない巨人の不文律をどう思ってるの?
- 生え抜きに賛成
- 生え抜きに反対
生え抜き賛成派
巨人の監督とは名実ともにある人でなければ勤めれないと思うので、どこからか大金でとった選手より生え抜きが良いと思う。
唯一のジャイアンツらしさで良いと思います。
ここにきて急に生え抜き以外の監督は考えられません。
巨人の歴史をきちんと理解している人しか務まらないと思う。
巨人にはそれだけ優秀な人材がいるので、特に問題ないと思います。
生え抜き以外の人だと他の球団のイメージもあるので、生え抜きしか監督になれないのはありだと思う。
そういう球団がひとつぐらいあってもいいと思います。
在籍していた人ならよいかもしれませんが、いきなりまったく関わりのない人が監督になったら感情移入できない気がします。
それは仕方ないのでは。
なかなか環境を変えるのは難しいですからね。
生え抜き反対派
新しい目でチームを指導できる様に、時には他チーム出身の監督を迎え入れることも必要。
自分はあまり好きでは無いですね。
長らく守られている伝統なので、変えることは難しいと言ったようなことを言われていますが、やはり生え抜きしか監督になれないという現状は巨人という球団になんのメリットも産み出してはいないと思います。
古い伝統は捨てるべきだと思います。
他のチームに比べて伝統を重んじる傾向にありますが、他の血筋を入れて刺激を与えるのも必要かと思います。
人気商売の面もあるので生え抜きが有利なのは致し方ないが、新しい考え方を入れて行かないと野球も進歩しないので、外の血も入れるべき。
ここ数年は優勝していないので、早めに変えるべきです。
生え抜きにこだわるのは、そろそろやめたほうがいいと思います。
伝統を重んじるのも分かりますが、閉鎖的過ぎると言わざるを得ないでしょう。
優秀な人材であれば、外部から抜擢することもありだと思います。
巨人の生え抜きスター以外で監督になった選手
過去に生え抜き以外で監督になった選手がいないか気になる方も多いと思うが、今のところはいない。
現役中に他球団へ移籍し、巨人の監督になった選手は「中島治康」「藤本英雄」がいるが、この2人は先に巨人で選手兼監督をしたのちに他球団に移籍した。
中島治康
初代三冠王の中島治康は、1934~41年、45年~49年まで巨人でプレーし、43年、46年、47年、49年(監督代行)に兼任監督を努めます。
その後、大洋ホエールズに移籍し大洋ホエールズでも監督を努め、翌年の1951年に引退。
引退後、巨人の巨人軍OB会長は務めるものの監督に戻ることはありませんでした。
藤本英雄
プロ野球史上初となる完全試合を達成した藤本英雄は、1942年~44年、46年に巨人で活躍。
中島治康が監督を降りた44年46年に兼任監督を努め、47年に中部日本ドラゴンズ (現中日)に移籍しますが翌年の48年に巨人に復帰。
その後、1955年まで巨人でプレーし引退。
引退後は二軍監督は務めるものの一軍監督を務めることはありませんでした。
サトウデスク
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