セリーグでホームランの出にくい球場といえばやっぱりナゴヤドーム。
ナゴヤドームのホームランのでにくさはPF(パークファクター)を見ても一目瞭然。
ただこのナゴヤドームが後押しして、投手王国を築いた歴史もある。
そこで中日ファンは、ホームランテラスに賛成か反対かアンケートをとってみた!
このページの目次
ナゴヤドームのホームランテラスは必要?不要?
- テラス賛成派
- テラス反対派
ホームランテラス必要派

ホームランの増加でファンも楽しめるし、その結果集客にも繋がるからテラスは必要。

ホームランテラス席は必要です。
是非作ってほしい。
ホームランはもちろん外野のフェンス際のアグレッシブなプレーを身近で見たいです。

必要。
ナゴヤドームは広いだけでもっとファンが一体となって楽しめるエンターテイメント性をだした方がいい。

必要だと思う。
近年の低迷は、ホームランを狙えない選手が増えてしまったのにも原因の一つであると思う。

不要です。
長打力が少ないからテラスを作ってホームランを増やすという発想があるみたいですが、それは自チームだけでなく他チームも同じ条件です。
今の不安定な投手陣を見ていたら、テラスなんて作ってしまえば簡単にホームランを献上しまくってしまうのは見えています。
ナゴドってやっぱり広いもんなー。せっかく観戦するんならホームランみたいよね。
ホームランテラス反対派

不要です。
長打力が少ないからテラスを作ってホームランを増やすという発想があるみたいですが、それは自チームだけでなく他チームも同じ条件です。
今の不安定な投手陣を見ていたら、テラスなんて作ってしまえば簡単にホームランを献上しまくってしまうのは見えています。

投手を中心とする守りのチームとしてやってきただけに、難しい問題ですが不要だと思います。
以前、ある選手が狭い球場が本拠地だと意識が変わってしっかり振るようになるのでホームランバッターが育つと言っていたのを聞きましたが、交流戦で西武打線がポンポン放り込む※のを見てあまり関係ないようにも思えました…笑。
※2019年6月18~20日西武との交流戦で計5本のホームランを打たれた

不要。
中日は投手で勝ってきたチーム。
投手が不利になる環境を作ってほしくない。

いらない。
あるならあったでしてみたいとは思うけど、特別設置してほしいとは思わない。
ナゴヤドームは今のままで全然良い。

ホームランテラス席は必要ないと思っています。
興業としては、点が多く入る、見ていて面白い野球は魅力的でしょう。
落合時代の点の入らない試合は、緊張感こそあるものの見ていてつまらない、眠くなるというのは確かに感じてはいました。
「そこそこ」点が入るからこそ、長時間見ていても飽きないというのはあるかもしれません。
ただ、テラス席をつけたところで急にそれに順応した野球ができるかというと話は別。
ナゴヤ球場からナゴヤドームへ本拠地を移転させた初年度、球場に順応できずぼろぼろの成績に終わった過去を知っているだけに、どうしてもマイナス面の方に目がいってしまいます。
どちらかというと守って勝ってきた歴史を知っている古参ファンに、ホームランテラス否定意見が多くみられました。
ナゴヤドームを他球場の比較
球場 | 両翼 | 中堅 | 左右中間 | フェンス | PF |
---|---|---|---|---|---|
ナゴヤドーム | 100m | 122m | 116m | 4.8m | 0.49 |
東京ドーム | 100m | 122m | 110m | 4.24m | 1.12 |
ハマスタ | 94.2m | 117.7m | 111.4m | 5.0~5.3m | 1.24 |
マツダスタジアム | 100~101m | 122m | 116m | 2.5~3.6m | 1.02 |
甲子園 | 95m | 118m | 118m | 2.6m | 0.60 |
明治神宮 | 97.5m | 120m | 112.3m | 1.5~3.3m | 1.78 |
記述しているパークファクター(PF)はそれぞれの球場のホームランのでやすさを数値化したもの。
打者の力量にさほど影響されず、球場ごとの成績が算出される。
一般的に1以上の値でホームランが出やすい球場と言われているが、この指標を見て分かる通り、ナゴヤドーム、甲子園は明らかにホームランが出にくい。
ホームランが出やすいと言われる明治神宮とは大きな開きがある。

ナゴヤドームを苦にしなかったホームラン王
獲得年 | 選手 | 本数 |
---|---|---|
2006 | T.ウッズ | 47本 |
2009 | T.ブランコ | 47本 |
2017 | A.ゲレーロ | 35本 |
ナゴヤドームになってホームラン王を獲得した選手は3人。「T.ウッズ」「T.ブランコ」そして巨人に移籍した「A.ゲレーロ」。
ナゴヤ球場時代なら落合、大豊、山崎がいるが、ナゴヤドーム以降は日本人の本塁打王は出ていない。
ちなみにナゴヤドームになってから、30本以上のホームランを打ったのは福留(2003年34/2006年31本)と和田(2010/37本)の2人だけである。
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